なぜ今『るろうに剣心』を読むべきか──参議院選挙のいまこそ考えたい、日本政治に欠けた“信念”と“国家観”
幕末〜明治の動乱を描いた名作漫画『るろうに剣心』。その物語に込められた“信念”と“国家観”は、現代の政治家・有権者のどちらにも問いかける力を持っています。参議院選挙を迎えた今こそ、この作品を通して「政治とは何か」を考えるべきではないでしょうか?
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はじめに──「誰に入れるか」の前に、「何を選ぶか」を考えているか?
2025年の参議院選挙が始まり、政治家たちの訴えがメディアやSNSを賑わせています。
けれど、ふと考えてみてください。私たちは本当に「この国の未来」を考えて投票しているでしょうか?
この状況のなか、私はある一冊の漫画を思い出しました。
それが、和月伸宏氏による名作**『るろうに剣心』**です。
『るろうに剣心』とは──剣戟アクションの奥にある思想劇
本作は、幕末から明治という歴史の大転換期を舞台に、元・人斬りの剣士・緋村剣心が「もう誰も殺さない」と誓いながら生きていく物語です。
ただの剣と戦いの物語ではなく、そこには時代、国家、理想、そして人間の信念が交差しています。
「正義 VS 悪」という単純な構図ではありません。
「正義 VS 別の正義」──つまり、異なる国家観・未来像の衝突が、物語の核になっているのです。
登場人物たちは皆、「国家の行く末」を見据えていた
この作品に登場する人物たちは、それぞれの立場で“この国をどうするべきか”という強い信念を持っていました。
🔻 緋村剣心
明治維新を成し遂げた側の人間として、かつて人を斬ることで時代を変えた。その贖罪として、新時代では“逆刃刀”を手に、「人を守る」ために生きる。
🔻 志々雄真実
維新に貢献したにもかかわらず、口封じのために政府に裏切られた存在。明治政府の腐敗を見抜き、「強者による新たな秩序」を築こうとする。
🔻 斎藤一
元新選組隊士。武士の倫理観を現代の秩序に合わせて昇華し、「悪即斬」の思想のもと、政府の治安維持に尽力。
🔻 雪代縁
国に翻弄され、大切な姉を奪われた復讐者。国家そのものに疑念を抱き、偽善的な正義を否定する存在。
どのキャラクターも、国をよくしようとした信念と理想像を持っていたことがわかります。
つまり彼らの行動は、暴力や復讐ではなく、「未来を変えるための戦い」だったのです。
現代政治に足りないのは「理想」と「覚悟」
では、今の政治家たちはどうでしょうか?
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「当選すること」が目的化していないか
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支持率を気にして本音が語れない構造
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国の理想像よりも“支持層への迎合”
政治家だけでなく、官僚も、マスメディアも、有権者も、本気で「この国の未来像」を語る人が少なくなっています。
『るろうに剣心』の登場人物たちは、時代の中で命を削りながらも、自らの国家観を捨てることはありませんでした。
たとえ誤解され、非難されても、「こうあるべき日本」の姿を貫いたのです。
有権者に問う──「私たちは、本当に未来を選んでいるか?」
政治家のあり方に疑問を持つのは大事ですが、私たち有権者にも責任があるという視点を忘れてはいけません。
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候補者の理念に耳を傾けているか?
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短期的な利益だけで選んでいないか?
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政策の中身を読んだことがあるか?
剣心たちが命をかけて時代を変えたのに対して、
現代の我々は、スマホの数タップで政治を選べるほど便利な時代にいるにも関わらず、その選択に無関心すぎるのではないでしょうか。
なぜ今『るろうに剣心』を読むべきか──それは「国家と向き合う勇気」を思い出すため
この漫画が今こそ必要なのは、以下の3つの理由からです。
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“国をどうしたいか”という視点を取り戻せる
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異なる立場の正義のぶつかり合いから、多様な価値観を学べる
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現代の政治や選挙に対する姿勢を見直すきっかけになる
幕末〜明治という激動の時代に、“信念を持って国を動かそうとした人々”の物語が、
この国に生きる私たちの背筋を正してくれます。
おわりに──選挙は義務ではない、「意志」だ
『るろうに剣心』は、もはやただの娯楽ではありません。
それは、国と向き合う覚悟、信念を持って時代を生きるとは何かを私たちに問いかける鏡です。
選挙の投票所に行くその前に、一度手に取ってみてください。
あなた自身の「国家観」が、物語の中に何かしら共鳴するはずです。
関連リンク
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https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sangiin22/
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